うちのぷぅはご飯に対する好みが激しく、「今日は気に入ったけど明日は気に入らない」なんていうことはザラで、年齢や病気のこともあるので心配でいろいろ工夫しています。
若いころはなんでも食べてくれたのですが、10歳を過ぎたあたりからずっとこんな感じ。
腎臓の数値も上がってきているので、療法食だけを食べてくれるのが一番なのですが全く受け付けず困ってしまいます。。
そんなことを言っていても始まらないので、私なりに工夫してどんな時でも食べてくれるような工夫をして実践しています。
猫ちゃんのご飯の好き嫌いに困っている飼い主さんの参考になれば…
ご飯を人肌に温める
温かいと香りが立つので少しは食欲が増すようです。
最初の数日は効きましたが、今は全くダメ。
「匂いは良くても味は一緒じゃん!」とそっぽを向かれてしまいました。残念;
必殺!盛り合わせ作戦
味の変化にうるさいコなので、一食に数種類のウェットフードを盛りつける作戦です。
写真のように、4~5種類のウェットフードをひと掬いずつ盛り合わせにします。これは正解でした。
コツは、比較的好んで食べる成猫用のお味の濃いものの隣に老猫用や腎不全の療法食などのあまりおいしくない(らしい)ものを盛りつけます。これを交互に組み合わせて4~5種類。
少しスペースを残しておいて、そこになめて食べられるタイプのクリーム状のフードを。
栄養を取らせたいときにはここに、スタミノールやカロリーエース、にゃんにゃんカロリーなどを盛りつけると喜びます。
ワンコたちに与えているデビフのひな鶏レバーの水煮 がとても好きらしいので、すりぶしてトッピングとして少量使うときもあります。(レバーはあげすぎに注意)
すると、あら不思議。
あんまり食の進まないときも好きなご飯を選り好んで食べているうちに、隣のあんまり好きじゃないご飯にまで舌が伸びるようで、写真のような量のごはんもペロリと完食してくれます。
猫ちゃんにはけっこう多いと思うんですが、少し何かを口にするとスイッチが入って突然食べだすことってないですか?
実は、それを狙ったのが、この盛りつけ作戦です。
それでも、どうしても食べない時は特製スープの出番です。
特製コンビネーションだし汁スープ
水分補給もかねて、ときどきだし汁スープを作っています。
材料は鰹節、乾燥エビ、あご、煮干し。
ぷぅはチキンのスープは好みじゃないみたいなので、使いません。
あんまり大量に作って保存しても、風味が落ちてくるらしく食いつきが悪くなるのでいつも1カップ程度を作ります。
材料をお好みで全部入れて、浄水でコトコト煮だして出来上がり。
完全拒絶の緊急時は、これをシリンジで少しずつ口に流し込んであげると食欲が出てくるみたいです。
また、盛り合わせご飯の最後にかけて、汁だくにしてあげたりもしています。
最後に
猫ちゃんのご飯には、本当に苦労しますよね。
一日絶食してしまうと脱水が進むので、こちらももう必死です;
あれはダメ、これはダメ。で食べないまま亡くなった先住猫への後悔が残っているので、
療法食を食べてほしい飼い主としては複雑ではありますが、
余ったリンやその他の尿毒症物質は、ネフガードなどの吸着剤で吸い取って貰うことにして、こんな感じで乗り切っています。
おいしく食べる。って生きる活力源になりますものね。
以上、「うちの猫ゴハン」でした。